【安全対策情報】熱帯低気圧(フィリピン名:Wilma)接近に伴う注意喚起

令和7年12月4日
【ポイント】
●熱帯低気圧(フィリピン名:Wilma)がフィリピンの東の海上で発生し、12月5日から7日にかけてビサヤ諸島およびルソン島を通過すると予想されています。
フィリピン気象庁(PAGASA)発表:
 https://www.pagasa.dost.gov.ph/tropical-cyclone/severe-weather-bulletin 
●この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、ビサヤ諸島全域およびルソン島で強風や大雨が発生する可能性があります。
●最新の気象情報を入手し、被害が想定される地域に渡航・滞在を予定している方は、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
 
【本文】
1 フィリピン気象庁の発表によれば、熱帯低気圧(フィリピン名:Wilma)がフィリピンの東の海上に発生し、当地時間4日午前11時現在、北サマール州カタルマンの東625キロにあり、時速20Kmで西南西に向かって進んでいます。12月5日から7日にかけてビサヤ諸島およびルソン島を通過すると予想されています。
 
2 この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、大雨の影響を受けやすい地域では、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。
 フィリピン気象庁(PAGASA)発表: 
 https://www.pagasa.dost.gov.ph/tropical-cyclone/severe-weather-bulletin 
 
3 つきましては、この熱帯低気圧による被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の情報や現地の気象情報の収集に努め、被害が予想される場合には外出を控えること等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

 《参考ウェブサイト》
 フィリピン気象庁(PAGASA):https://www.pagasa.dost.gov.ph/
 フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):https://ndrrmc.gov.ph/
 
4 万一、災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報や指示に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否状況について日本の留守家族および最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。