松尾秀明総領事の着任ご挨拶

皆様
 
　こんにちは。はじめまして。1月下旬に在セブ日本国総領事として着任しました松尾秀明と申します。
　これまで、オーストラリア（メルボルン、キャンベラ、シドニー）、マレーシア（コタキナバル）、スリランカ、カンボジア、そしてミャンマーでの在外勤務を経験し、フィリピンは6カ国目となります。以前マニラには出張で1度訪問したことがあるのですが、セブは初めてとなります。今回、縁あってセブの日本総領事として勤務することになりました。精一杯任務を果たしていきたいと思いますので、皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。
　在セブ日本国領事館はフィリピン中部のビサヤ地域16州を管轄しております。セブ島をハブとする周辺の島々は、皆様ご承知のとおり、東南アジアでも有数の観光地となっております。新型コロナウイルス感染の収束を経て、日本からの観光客も徐々に戻りつつあります。近年は英語留学で来訪される方も増えていますし、フィリピン第二の都市セブおよびその周辺市から構成されるメトロ・セブ（セブ都市圏）では海外投資も積極的に受け入れています。今後、我が国とセブを含むビサヤ地域の人的交流は、益々盛んになってくるものと考えております。
　総領事館の主たる業務の一つは「邦人保護」です。邦人観光客の皆様、また当地に在留されている邦人の皆様に安心・安全をお届けすることを任務としております。お困りのことがあれば、いつでもご相談いただければと思います。
　また、我々日本人を気持ち良く受け入れてくれるフィリピンの人々、そして当地の地方政府とも良好な関係を維持・増進していくことも、重要なミッションであります。民族・歴史・文化・言語・食べ物など現地事情を深く把握すると同時に、日本のことをフィリピンの方々により正しく理解していただくことは、当地での皆様の生活・観光がスムーズに行われることにもつながっていきます。
　最後となりますが、当地に在留及び訪問される皆様のお役に立てますよう総領事館一丸となって努めていく所存ですので、皆様のご協力とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 
2024年2月1日
松尾秀明