【総領事館からのお知らせ】中間選挙に伴う注意喚起

令和7年4月30日
【ポイント】
●5月12日(月)、フィリピン全土において中間選挙が実施されます。
●投票日に近づくにつれ、選挙運動の実施・活発化に伴いデモや集会が開催されることが予想されます。不測の事態の発生も懸念されることから、フィリピンに滞在・渡航される皆様におかれては、最新情報の入手に努め、不特定多数の人が集まる場所への訪問は出来る限り避け、訪問される際には常に周囲に注意を払ってください。
 
【本文】
1 既に報道等でご承知のとおり、本年5月12日(月)には3年に1度の選挙が実施されます。
2 投票日に近づくにつれ選挙運動に関連したデモや集会が各地で開催されることが予想されます。不測の事態の発生も懸念されることから、フィリピンに滞在・渡航される皆様におかれては、以下の事項に十分にご留意ください。
 また、投票日の前日及び当日は、選挙運動及びアルコール類の販売・提供・飲用が禁止(フィリピン観光省の許可を得たホテル・レストラン等を除く)されますので、あらかじめ留意願います。
(1)最新の関連情報の入手に努め、注意、警戒を怠らない。
(2)選挙運動が活発化している場所には近づかないようにし、選挙候補者や選挙制度等に関するコメントや批判は避ける。
(3)選挙運動に伴う小競り合いや抗議活動などに遭遇した場合は、速やかにその場を離れる。なお、警察等当局の指示に接した場合は、指示に従い冷静に対処するように努める。
(4)テロ等の標的となりやすい場所(※)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
(※)投票所となる公共施設、観光施設、ショッピングモール、公共交通機関等人が多く集まる施設、教会・モスク等宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)等
 
3 デモや衝突など危険を感じる状況に遭遇した場合は、速やかにその場を離れるとともに、万が一、デモ等に巻き込まれ怪我をした場合には、日本国大使館や総領事館、または現地の警察や治安当局などの関係機関に連絡し、適切な対応をとるようにしてください。